FC2ブログ
-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-04-09 12:51 | カテゴリ:小説(オリジナル)
ジャンル:小説・文学 テーマ:自作連載小説
「突然ですが問題です。何故、私達は閉じ込められているのでしょうか」

ありすと楓は予言通り、教室に鍵をかけられ、閉じ込められてしまった。

ありすが教室の扉を叩いている中、楓は、諦めた様子で床に座っていた。

「…ありすが、居眠りしてたから」

楓がありすに聞こえない様に、ひそかに言った言葉をありすは聞き逃さなかった。

「何で私のせいになるの!?答えは、楓が、寝ていた私を起こさなかったからよ!」

それって、結局、自分が悪いって事になるんじゃないか?

楓は呆れたが、同じく、ありすも自分に呆れていた。

何言ってんのよ、私…。

ありすは、自分への怒りを、扉へとぶつけたが、数分すると、それが無駄だと分かり、ズルズルと、背中を擦りながら、崩れる様に床へ座った。

「…せめて、楓と二人きりじゃなければよかった…呉羽先輩とかさ」

楓は、ありすが無駄な事を嘆いている横で、扉の窓を見ていた。

そして、何かに気付いた様に「あ」と声をもらし、ありすを自分の後ろに下がらせた。

そのすぐ後に、キンと金属音がして、教室の扉が一気に後型も無く、くずれた。

扉をくずしたのは…。

「呼ばれて、飛び出て、じゃ、じゃ、じゃ、じゃーん☆」

「…呉羽先輩!?」

ありすちゃん、ご名答。

呉羽の手には、刀があった。どうやら、刀で扉を壊したらしい。

何で呉羽先輩が、そんな物騒な物を?

呉羽は、困惑するありすを見てみぬフリをしながら、口を開いた。

「紅月センセからの頼みだったんだよね☆」

そう言いながら、呉羽は、楓にそっと寄り、耳元で囁いた。

「あとは、学園を出るまで、ありすちゃんを、護衛する事だけだね★」

呉羽の言葉を聞き、楓は、勢いよく立ち上がった。

「…分かってるよ。呉羽先輩」

楓の態度でますます訳が分からなくなったありすは、頭に?マークが浮かんでいた。

「おい、行くぞ」

ありすは、二人が言っている事が分からないまま、楓に手を引っ張られ、もう粉々になっている教室の扉を跨いだ。

スポンサーサイト
秘密

トラックバックURL
→http://1126sk0617.blog21.fc2.com/tb.php/23-d5c52f48
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。