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2010-04-06 15:32 | カテゴリ:小説(オリジナル)
ジャンル:小説・文学 テーマ:自作連載小説
【紅月ありす】は黒いセミロングで瞳も真っ黒。

魔法を使える一族に生まれているが、本人は全く魔法に関心が無いし、魔法の存在を信じてもいない。

そんなありすは本が崩れ落ちている部屋の中、布団もろくに被らず、すやすやと心地よく寝ていた。

…が、ありすが快眠中な事を気にせず、時計がうるさく鳴っていた。

ビリリリリ

「…」

ビリリリリ

「…」

ビリリリリ

「…もうっ、うるさいなぁ!!!!」

バコッと凄い音が鳴り、元の原型が分からなくなる程、時計がへこんだのは、時計のうるささに痺れを切らしたありすが勢い任せに、時計を叩いてたせいだ。

「…またか…」

呆れた様子で、ありすの背後にある窓から現れたのは同級生の【楓】。

近所だからという理由をつけて、ありすの2部屋に、窓から無断で入る事が多い、茶髪な深緑の瞳の少年だ。

楓は、先祖の残した紅月一族の使い魔じゃないかと言われているが、当然な事ながら、ありすは信じていない。

「か、楓…」

ありすは、唖然とした。

楓が、自分の部屋に居たとは思わなかったらしい。

ありすの今の格好は、昨日、祖先が書いた本を読むのに集中してたせいで、あまり服にこだわらなかった。

その結果、薄いワンピース一枚である。

こんな格好を見せてしまったというあまりの恥ずかしさに、壊れかけの時計を楓に向けて怒声をあびせながら投げた。

「女の子の部屋に勝手に入って来ないでーっ!!」


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