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2010-04-06 12:33 | カテゴリ:小説(オリジナル)
ジャンル:小説・文学 テーマ:自作連載小説
魔法はその人の体、血に流れるものである。

「クロスハート」というものは、心を通わせる事で成り立つ、一種の魔法。

自分と心を通わせられるのは、自分と同じ紋章を持つ者だけ。

その一族の血筋で、小さい頃から紋章は付いてあるものだとされている。

それでは、まず「クロスハート」する為に必要な事を書き記そう。

必要な事とは契約を行う事だ。

契約は、相手と自分の血を繋げる事で実行される。

どの様に繋げるかは、自分達次第だが、基本は、相手の血を自分が飲む事だ。

契約した後は、手を繋ぐなど、どこか相手と自分を繋げればいい。

一種の魔法・・・と、書いたが「クロスハート」は魔法として、認識されてない。

なぜなら「クロスハート」は、契約する相手をどれくらい想っているかで、効果が変わるからだ。

その効果は未知数であり、魔法以外の事もできるという。

パタン。

古びている深緑色の本を少女は、溜め息をつきながら閉じた。

本当に、これが、私の先祖が残した物なの?

少女は、本の表紙をこすった。

古びていて、本の題名はよく分からなかったが、著者名が【紅月】と書かれているのは分かった。

…やっぱり…。

少女は、肩を落とし、深い溜め息をついた。

少女の名前は【紅月ありす】

ありすが読んでいた本を書いた紅月一族の血が流れる正真正銘の人間だ。

しかし、先祖が魔法をつかえたからって、今の時代、魔法なんて存在しない。

全部、お伽噺話だわ。

一瞬でも、魔法を信じてしまった自分に呆れて、ありすは本が今にも落ちそうなくらい積まれている机に頬杖をついた。

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